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San Juan開拓史:DocSeriの手記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013-01-04

どうながねこぞくの研究 どうながねこぞくの研究 - San Juan開拓史:DocSeriの手記 を含むブックマーク はてなブックマーク - どうながねこぞくの研究 - San Juan開拓史:DocSeriの手記 どうながねこぞくの研究 - San Juan開拓史:DocSeriの手記 のブックマークコメント

どうながねこぞく売り場で買ってきた2人用読み合いカードゲーム「どうながねこぞくのたたかい」を研究してみる。

気の抜けた可愛い絵柄に反してカードの文章は可愛さの欠片もないTCG文法、ゲーム内容は手の読み合いによるガチバトル。絵柄だけなら子供にも受けの良い感じなのに対象年齢は12歳以上。

この奇妙なゲーム戦術について研究してみたい。

かんたんなルール説明

通常のカードゲームのように「山札から引いて手札から出す」のではなく、毎ターン2枚のカードを全カード*1から選んで使い、また戻す*2」方式であるカードにはコスト値が設定されており、ターン事に増加する総コスト制限以下になるよう組み合わせて使用する。カードは攻撃か防御、あるいはそれらと組み合わせる特殊の3種類。同時に攻撃を処理し、相手のライフ20点を削り切れば勝ちとなる。

序盤の展開

2枚のカードを組み合わせて総コスト制限以下としなければならないので、序盤の動きは自ずと限られる。最初は2以下なので、組み合わせパターンは0+1、0+2、1+1の3種。0は1種、1は3種、2は4種あるので全部で10種類の組み合わせパターン存在する。

序盤のキーは、1と2に1枚づつ存在する防御カードだ。

コスト1の「ほうふく」は物理攻撃を、コスト2の「たて」は特殊攻撃を、それぞれダメージ軽減と反撃を行ない、更に追加効果無効化する。物理攻撃はコスト1と2に1枚づつ、特殊攻撃はコスト2に1枚。どちらを出すかで防げる攻撃が違う。

コスト2の攻撃カードはどちらも追加効果を持っており、特に特殊攻撃「どくのやり」は序盤に受けると致命的な持続ダメージである。可能な限り防ぎたいが、それを警戒して「たて」を出すと裏をかい物理攻撃が来るかも知れない。「あしばらい」は続くターンで特定カード封印するので、「たて」を封印されてから「どくのやり」を使われると連続で攻撃を喰らってしまう。

さて、初手の全選択肢比較してみよう。

1+0「れんげき」+2「どくのやり」

2+0「れんげき」+2「あしばらい」

    • 防御を無視して物理攻撃「あしばらい」で次ターン確実にどくのやりが刺さるようにする。

3+0「れんげき」+2「たて」

    • 攻撃を無視して「たて」を使い毒を警戒。

4+0「れんげき」+2「おまもり」

    • このターンを捨て次ターン以降のコスト制限を引き上げる。

5+0「れんげき」+1「やり」

6+0「れんげき」+1「ほうふく」

7+0「れんげき」+1「ちからをためる」

    • 次ターンのコスト制限を大幅に引き上げる。

8+1「やり」+1「ほうふく」

    • 攻撃を行いつつ物理攻撃を防ぐ。

9+1「やり」+1「ちからをためる」

    • 攻撃を行ないつつ次ターンの制限を緩和する。

0+1「ほうふく」+1「ちからをためる」

    • 攻撃の警戒と次ターンでの制限緩和を狙う。

10パターン中、特殊攻撃は1パターン(1)、物理攻撃は4パターン(2、5、8、9)。対して特殊防御は1パターン(3)、物理防御は3パターン(6、8、10)となる。

また4、7、9、10は攻撃または防御を捨て次ターンのコスト制限緩和を狙うもので、初手こそ不利だが次ターンに早くも4または5までが視野に入ってくることで手を広げ読みを難しくすることができる。

まあ、攻撃に関して言えば「どくのやり」をどう通すかが最大の焦点と言える。「やり」は他に使うものがない場合のおまけのようなものだ。

つまるところ初手はほぼ「どくのやりを刺す」「どくのやり警戒」「あしばらいで次手どくのやり」「あしばらい警戒+ちからをためる」の4手に絞られるかと思う。相手が攻撃してくるのか防御に専念するのか、使ってくるなら物理と特殊どっちか、の2段階読み……というか当てずっぽうというか。

実際に読みようが出るのは次ターンからだろう。

*1:正確には、予め数枚を封印するので全カードではない

*2:一部、使い捨てや場に出し続けて戻せないカードもある